




日々のこと。リトリートのこと。あれこれ。
水のリトリートのとの出会い
案内人 おとい
この場に惹かれたのはまず、初めてこのTani Houseに入った時の空間に、「うわぁ」という感覚があり、今思えばそれは体と気持ちがひらく感じがしたことでした。素敵に思ったのだと思います。そこには確かに人の作った跡がありました。夜になって聞いた、この建物が作り変えられる過程での出来事や人との関わりの様子が私にはまた魅力的でした。
そこから、水のリトリートをしているのぶさんとなぜか声をかけてくれるJさんとの関わりと行き来が始まります。
2人はと言えば、何回か時間を共にする間の、お互いに思うことをシラフの時もサケの時もお互いが言い合っている、それがめっちゃ面白かったのです。2人はケンカするとか理解できないとか言ってるのですが、本気で向かい合ったり仲間をしたりしてるから、見る人や関わる人が面白いのだと思います。
そこにTani Houseがあり、2人が活動をする場所としているのが清津峡の小出集落です。工夫の上に水が巡り、小さい流れも大きな流れもあり、いつも水音のある集落。谷間(たにあい)にあり、数百万年を経て、現在の谷となり人が住み始めて数千年。渓谷の約半年は多い時には4メートル近くになる雪に覆われており、その間にある夏とも言えます。春になると我先にと田畑の準備をする人が見られ、7月と言えば、雪のない季節の真ん中にあたる景色と動きが水と夏との交点のようにして現れています。
春に出会ったのはふきのとうと、手作りのこんにゃくの味と、その作り方を話してくれるかぁちゃんでした。この夏集落で出会うのは、どんな人達になるでしょう。


おといさんへの声かけ
案内人 のぶ
おといさんに初めて出会ったとき、不思議なオーラのある方だなと感じました。経歴(遍歴?)が面白いのもさることながら、現在おといさんが関わっている事も興味深いものかりで、それでいて、全ての活動が一つの線でつながっているようなそんなおといさんが魅力的に映ったこと。
そして、何よりも、おといさんが醸し出す空気感に癒される人もいるような気がしています。ゆったりと、穏やかで、たまに難しい言葉で、丁寧に気持ちや考えを整理しようとされるおといさんの姿勢になぜかその場の人たちは耳を傾けたくなるのです。
これまで、おといさんは、”場を開く”ことをされてきたと言います。
独特のやり方で、この世界と対峙しようとされてきたおといさんに、是非、水のリトリートでも”場を開くこと”をしてもらいたいと思いました。
誰より、私が参加してみたかったのです。